財団について ABOUT US

1961年（昭和36年）渡辺昌彦は「株式会社マルゼン」を創業、それは石油バーナーの小さな火を点すことから始まりました。創業時から顧客第一主義を基本理念とすることで、多くの皆様に支えられ業務用総合厨房機器メーカーとして今に至ります。

現在、私たちは経験したことのない、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの中にいます。特に飲食業界は苦境に立たされており、調理を学び、食の世界に進もうとする夢ある者、意欲ある者が目標を諦めてしまってはいないか、大変危惧するところです。

今、何ができるのだろう、これから何ができるだろう…
次代の食を担う大切な人材の育成に寄与したい、その思いを強く持ちました。本財団の思いであり原点です。

創業者の遺志を受け継ぎ、感謝の気持ちをさらなる食の世界の発展と貢献のために、マルゼン創業60周年を機に当財団を設立することとしました。命にとって必要不可欠な「食」は、人の健康や成長に直接関わるばかりか、その先に繋がっていくのは幸せや豊かな社会。今後、食の世界はますます重要視されていくことでしょう。
未来へ踏み出そうとする生徒さんが、経済的な不安から学びの機会を諦めることがないよう、微力ながら応援させていただきたいと思います。